Optoelectronics

創業当初、海外メーカーから調芯機開発の打診あり。創業メンバーの専門性に見合う内容であり、開発に取組み約半年で初号機を納入しました。

数年間の不況下で、時折受注はあったがビジネスとしては低調な状況が続きました。

2010年になると、一般家庭へ光回線が普及し始めて、光通信関連の市場が活性化してきました。

初号機は一般的な性能であったが、今回は、独自技術を盛込んで調芯精度とスピードを大幅に改善するものとし、同一メーカーに量産用として15台(@3年間)の調芯機を納入しました。

これらの実績から、海外メーカーの認知が進み、別メーカーへも量産用に15台納入。その後、調芯精度の向上とタクトタイムを短縮する技術として、光ビーム観測ユニットを開発(特許取得済)し、現在の弊社調芯機の特徴を備えたものとして、多chTOSA、多chROSA、三体調芯機を納入し、量産に使われています。

更に、複数台のYAG溶接プロセス調芯機を用いた量産には、1台の溶接用レーザーをYAG溶接機5台に分配できるYAGレーザ切換装置をセットで納
入しています。

現在は、調芯後の光学部品の固定方式により、①YAG溶接プロセス調芯機、②UVプロセス調芯機の2機種に分類されます。