光デバイス調芯機
光デバイス調芯機|YAG溶接・UV接着対応の高精度アセンブリ装置
光デバイス調芯の役割と重要性
光通信モジュールやレーザー光学系では、LD・レンズ・ファイバーなど複数部品の光軸調整(調芯)が必要です。
当社の光デバイス調芯機は、”リアルタイム光ビーム観測ユニット”(特許取得済)により、
レーザービームの広がり角・向き角・パワー・ビーム径などを定量的に測定しながら、自動で高精度な位置合わせを行います。
さらに、コリメーター光学系、合波/集光光学系、偏光消光比の調整など、高度な光学制御を要するプロセスにも対応。
サブミクロン単位の精度と、短いタクトタイムを両立した装置として、多くの光通信関連メーカーに導入実績があります。
YAG溶接×光調芯の利点とは?
YAG溶接は、金属部品を非接触で瞬時に高強度溶接できる技術であり、ファイバーレセプタクルや金属ハウジング部品の組立に最適です。
当社の「YAG溶接プロセス調芯機」は、”YAGレーザーの切替装置(最大5台同時制御)”とも連携し、
量産ラインの自動化・省人化を強力に支援します。
固定方式に応じた2タイプの調芯機
✅[YAG溶接プロセス調芯機](レーザー溶接)
- 高出力YAGレーザーによる高強度・高気密な接合を実現
- 三体調芯(LD・レンズ・ファイバー)や偏波消光比調整、コリメーター調芯にも対応
- 多ch対応、FLセンサーユニットによる高速粗調機能、画像処理による自動面合わせなどを搭載
→YAG溶接プロセス調芯機
✅[UVプロセス調芯機](UV接着)
- UV硬化樹脂を用いた低ストレスな接着プロセス
- 多種多様なパッケージに対応可能で、試作開発や少量生産に最適
- 高精度な三次元ステージと自動化制御で、確実な光軸合わせを実現
→UVプロセス調芯機
高精度調芯を支えるコア技術
弊社の強みは、自社開発のリアルタイム光ビーム観測装置(特許認定済)を搭載している点です。
この装置により、レーザビームの広がり角度、向き角度、パワー、ビーム径などを定量的に把握しながら調芯を行うことができます。
視覚や勘に頼らず、物理量に基づいた再現性の高い調整を実現します。
この技術によって、短時間での調芯が可能となっており、
たとえばパッケージ型4chのファーストレンズのコリメート調芯では、治具取付/搬送/調芯/UV接着までを20分/個のタクトタイムで実現。
量産対応を可能としています。
多様な光学部品とプロセスに対応
当社の光デバイス調芯機は以下の光学構成に対応可能です
- コリメーター光学系
- 集光・合波・偏光光学系
- 多ch TOSA/ROSA構成
- ファーストレンズ+LD/PD組込構成
- 量産にも対応できる装置設計により、20分/個のタクトタイムを達成した実績もあり、製造装置としての信頼性と汎用性を両立しています。
よくあるお悩みと解決例
お悩み | 解決策 |
---|---|
コリメーター調芯ができる装置が少ない… | 弊社装置はコリメート光調整に完全対応 |
三体調芯対応のYAG溶接装置を探している | 特許取得の観測ユニット搭載で安定調芯+高強度溶接 |
試作段階なのでUV接着で始めたい | UVプロセス調芯機なら開発・少量生産に柔軟対応 |
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