粘弾性測定機Vesmeter®シリーズ
~機械のヒミツ~
機械タイプとセンサーヘッド、どれを選ぶ?
簡単当社の機械は、ワンタッチ操作で簡単に測定が可能です。センサーヘッドを被検体に当てるだけで、自動的にデータを取得します。測定時間はわずか約3秒。弾性・粘性・粘弾性率、緩和時間、硬度、深度の6つのデータを正確に測定・解析します。
使いやすさだけでなく、精度と再現性にも優れており、さまざまな研究・文献にも活用されています
用途に応じた最適な測定方法をご提案
現場で被検体を直接・手軽に測定したい場合や、測定サンプルの作成が難しい場合には ハンディー型、より精密な測定が求められる場合には 据え置き型 をおすすめしています。
また、Vesmeter®は測定精度を向上させるため、被検体の硬さに応じて センサーヘッドを最適にチューニング しています。そのため、用途に応じた複数の種類をご用意しています。
(センサーヘッド種類:A、C、D、CX、皮膚用、頭皮用、カスタム)
お客様の測定対象に最適な機械タイプとセンサーヘッドをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
開発ストーリー(粘弾性測定機ベスメーター:Vesmeter®)測定ヘッドの秘密とは?触覚圧子の工夫で非破壊測定を実現!
「測定ヘッドの先端には特別な仕組みがあるって本当?」――はい、本当です!
センサーヘッドから伸びる 触覚圧子 は、被検体の表面を傷つけないよう、細部まで工夫された設計になっています。
この工夫により、 非破壊での測定が可能 になり、さらに官能評価に近い測定結果を得ることができます。
精密さとやさしさを兼ね備えた、こだわりの技術です!
Vesmeter®を使用した文献
Vesmeter®の測定原理
触角圧子を用いて被検体に一定の外力を加え変形させた後、その 回復過程(復元挙動) をリアルタイムに測定します。
取得した変形・復元の波形を解析することで、粘性(ねばり)と弾性(弾む力)を区別して同時に評価することが可能です
粘弾性体とは?
粘弾性体という言葉を聞いたことがありますか?
おそらくあまり馴染みがないかもしれませんが、実は私たちの日常生活の中でたくさん見ることができる特性です。
では、粘弾性体とは一体何でしょうか?
粘弾性の基本
粘弾性とは、物質が粘性と弾性の両方の特性を持つ性質のことです。
これを簡単に言い換えると、物質が変形したときに元に戻ろうとする力(弾性)と、ゆっくりと変形し続ける力(粘性)の両方を示すということです。
身近にある様々な物質が、この特性を持っており、日常の中で粘弾性を観察することができます。
ゼリーやマシュマロ、粘土やボールを手に取ったときには、ぜひその粘弾性を感じてみてくださいね。