歯科用粘弾性測定機 Vesmeter® E-100HRV | 歯科・口腔研究の標準モデル
型名/ E-100HRV
概要|歯科用粘弾性測定機として、信頼性・再現性を追求したスタンダードモデル。
“歯肉・口腔粘膜を可視化する”歯科用粘弾性測定機 Vesmeter® E-100HRV。
これまで皮膚計測の分野で高い評価を得てきたVesmeterシリーズに、歯科領域向けモデルが新登場。
歯茎や口腔組織の粘弾性を精密に評価できる歯科用粘弾性測定機として開発されたのが、Vesmeter®シリーズの E-100HRV(歯科用粘弾性測定機)です。
歯科材料や歯周病治療、口腔ケア製品の研究・開発において、高い信頼性と再現性を備えた基準機として広く選ばれています。
▼ E-100HRVが対応する「ばらつきの3要因」
歯肉・口腔粘膜の粘弾性測定における主なばらつき要因を、E-100HRVは徹底的に制御します。
測定機器 | 測定者 | 測定環境 |
---|---|---|
物理学に基づいた粘弾性モデルを採用 | 押圧センサ・角度センサで補正 視認性向上による誤操作防止 | 測定者の測定姿勢を可視化 測定環境温湿度を測定 |
特長|手技のばらつきを排除し、信頼性を高める新たな測定スタンダード
✅ 押圧・角度モニタリング機能:測定者の手技をリアルタイムで可視化することで、歯茎や口腔組織の状態を精密に解析
✅ 温湿度センサー内蔵:測定環境や口腔内の条件を同時取得し、測定環境を可視化
✅ 高精度センサー搭載:微小な変位を数値化し、粘弾性の違いを明確に評価。従来の「感覚評価」から脱
✅ カラーディスプレイ表示:測定値や波形をわかりやすく表示
導入メリット|「比率や感覚」ではなく、科学的な“絶対評価”へ
義歯接触面と歯肉の相互作用を客観的に定量化
義歯安定剤・口腔粘膜用材料の粘着・保持力の評価に活用
歯科補綴・歯周治療研究の新しい評価基準のデータ構築
測定者間のばらつきを排除し、多施設間にまたがる共同研究にも対応
学会発表・論文化に適した信頼性の高いデータを取得可能
導入メリット|「主観や感覚」ではなく、科学的な“絶対評価”へ
歯科臨床:歯周病治療や歯科材料評価
大学・研究機関:歯茎や口腔組織の基礎研究
製薬企業:歯科・口腔領域の新薬開発
オーラルケアメーカー:歯磨き粉・洗口液・口腔保湿剤の開発・検証
Control×Stability|モニタリングで測定を「見える化」し、安定性を確保
-モニタリング機能がもたらす3つの価値-
項目 | モニタリング機能がもたらす価値 |
---|---|
① 手技ブレの抑制 | 押し当てる角度をリアルタイムでモニターし、測定条件を一定に維持。 測定する角度をリアルタイムでモニターし、測定条件を一定に維持。 -測定者が異なっても安定したデータ取得が可能。 |
② 測定環境の可視化 | 室温や湿度、肌表面温度といった肌状態に影響する要因を同時に記録。 |
③ 客観性と説得力の向上 | 数値の根拠が可視化され、カウンセリングや研究報告時の信頼性・納得感が高まり、説得力ある説明が可能。 |
活用シーン|多領域の歯科研究で信頼される粘弾性測定機
義歯研究:義歯床と歯肉の適合性・粘着剤の効果測定
補綴・歯周領域:歯肉や口腔粘膜の粘弾性変化を定量評価
材料評価:口腔内で使用される新素材や粘着剤の粘性・弾性測定
歯科基礎研究:口腔生理学・組織工学・再生医療分野での応用
Vesmeter®が選ばれる理由|信頼できる「歯科用粘弾性測定機のスタンダード」を支える装置へ
「装置による測定誤差が研究成果を左右する」
その現場の声に応え、E-100HRVは“信頼性の可視化”に挑戦。
従来、難しいとされてきた歯茎や口腔組織の状態を数値化し、客観的データとして活用できることから、世界中の歯科研究者・製薬企業・オーラルケア関連企業に採用されています
装置・測定者・測定環境という3つの変動因子すべてに対し、モニタリング技術でバラつきを抑え、皮膚測定の新たなスタンダードを築きました。
研究の質を支えるのは、日々の“測定の確かさ”です。
Vesmeter®は、現場に寄り添い、先生方の研究に伴走する真のパートナーでありたいと考えています。